在宅医療とは、医師が患者さんのお宅へ診療に出向く「往診・訪問診療」と、訪問看護師さんが患者さんのお宅へケアをしにいく「訪問看護」の二つによって成り立っています。
今回は、医師の「往診・訪問診療」についてご説明いたします。
皆さまは、往診と訪問診療の違いをご存知でしょうか?
・往診とは、『電話等で請われて訪問すること』
・訪問診療とは、『毎週○曜日の○時に、と約束して医師が訪問すること(1週間ないし2週間に1回が標準的)』
という違いがあります。
また、施設等に入所していても在宅医療は受けることができます(ただし、施設の形態による違いがあります)。
しかし、実際の在宅医療を支えているのは、実は訪問看護師さんです。
彼女たちは病院の看護師さんと違って、現場での裁量権をかなり持っています。
次回は、訪問看護師さんを含めて実際に在宅医療でどのようなことができるのか、お話しさせていただきます。
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