最近、在宅医療を紹介するパンプレットがいくつかでていますが、私は尼崎の桜井先生が作られた「おかえりなさい」プロジェクトの冊子『あなたの家にかえろう』が一番好きです。
私はその表紙に書かれている言葉をとても気に入っていますので、ここでご紹介します。
あなたもわたしも
仕事が終われば家へ帰る。
それと同じように
人生という仕事が終わる時は
家に帰ろう。
家で看取るということは決して在宅医療の目的ではありません。
しかし、「在宅看取り」というものは「在宅医療」のとても大切な要素の一つであると私は思います。
人間は一回しか死ぬことができませんので、『どこで死ぬのか』ということは、その人の人生にとってやはり大事なことなのではないか、とも思っています。
老いても、がんになっても
過ごしたい場所で
過ごせる地域を作っていく
これから、そのお手伝いができれば、と考えています。
MS