第3回目となる本日は、私の方から「地域における看取りについて」お話させていただきました。
これからは『地域包括ケア』の時代であること、これまでのように全て病院にお任せでは社会が立ちゆかないこと、今後は在宅や施設などの『地域での看取り』が重要となってくること、『地域で診ることが、地域で看取ることにつながってゆく』ことなどについて市民の方々と双方向性の講義をすることができました。
市民の方々のディスカッションも非常に活発となり、予定時間を大幅にオーバーしてしまいました(汗
その中で、いくつかいただいたご意見は以下のようなものでした。
①自治会としてまずどういうアクションを起こすべきか? → 民生委員との連携 自治会の相談窓口の開設
②それに向けた交通整理役の人材育成 → 小グループ制の出前講座
③いかにして行政を巻き込むか? → 地域での文化祭などの催し物の開催 ふれあいまちづくり協議会の利用
④住民への地域医療・在宅医療への啓蒙 → 明舞ケアカフェの開催
⑤施設での看取りを充実させるための介護職のスキルアップ
⑥地域で働く訪問看護師の充実
今回のディスカッションの意見を受けて、最終回の次回では実際に地域で困った事例を持ち寄っていただいてグループワークを行うことにしました。
とりあえずのグループワークの目標としては、自治会の「地域医療サポート窓口開設」へ向けての簡単なマニュアル(一般の人が困っている方の相談に乗って適切な人につなぐ交通整理をできるようなもの)の作成、ということになりました。
さて、次回はどうなりますでしょうか。
大変楽しみですっ!!
もしも、お知恵を拝借できる方やご興味のおありな方がおられましたら、ご参加をお待ちしております。
これまで3回分の講義の内容も著作権フリーでお配りしておりますので、宜しくお願いいたしますm(_ _)m
MS