先日とあるクローズドの勉強会で、大阪市浪速区医師会が推進されている「ブルーカードプロジェクト」についてのお話をお伺いすることができました。
浪速区医師会は活動の三本柱として、①多職種連携(介護連携)、②緊急時のバックアップ、③医療情報共有化への道、を挙げておられ、地域包括ケアという観点から在宅医療・救急医療・介護をトータルで考えるための医療情報共有化システムの構築を目指しておられるということでした。
また、医療と介護の連携の接点として「地域の在宅医(かかりつけ医)」が重要な役割を担うべきであるというお話を拝聴し、まさしく私たちが理想とする地域の在宅医のあり方を教えていただいたように思い、深く感銘を受けました。
今後、地域での高齢化が進めば(特に兵庫県などの都市部ではその高齢化は顕著と予想されます)、地域での高齢者救急疾患の増大によって地域の救急医療のあり方が問われてくることは間違いありません。
在宅医療の推進がその解決策の一つになるのではないかと個人的には考えております。
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