「治し、支える医療」とは、言い換えれば、患者さんの生活を支える医療です。
では、なぜ、生活を支える医療が必要なのでしょうか?
上の表にあるように、日本という国・社会のありようや国民の価値観が変化している、という側面があるのではないかと思います。
これからの日本は他の国がいまだ経験したことにない超高齢社会に突入していきます。
そして、すなわち、それは多死社会ということを意味します。
国は平成24年を「在宅医療元年」、平成25年を「地域包括ケア元年」と位置づけ、在宅医療を推進しています。
これからは病院医療が問い直される時代となり、病院医療から在宅医療へのパラダイムシフトが必要となってきます。
これまでの医療の延長で本当に大丈夫なのでしょうか?
それで本当にみなさんが幸せなのでしょうか?
『医療』という生活を支えるためのツールをどのように使うのか、みんなで考えていくことが大切だと考えています。
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