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日本旅行医学学会認定医です。海外旅行前にご相談下さい。
クリニックブログ: 2013年8月
先日、私たちの地域では初のホスピスとなる大久保病院さんの緩和ケア病棟の内覧会にお邪魔してきました。
病室や共有スペースの明るさ、素晴らしさはさることながら、先生はじめスタッフみなさんのおもてなしの心(ホスピタリティ)がひしひしと伝わってきました。
そして、私たちのクリニックで在宅緩和ケアを行っている患者さんを安心してお願いすることができる心強い味方ができたように感じました。
実際に、こちらの緩和ケア病棟がオープンして一番最初に入院された患者さんは、私が担当させていただいていた在宅患者さんでした。
この地域で「いつでも、どこでも、切れ目のない緩和ケア」を提供できるように、今後もよりよい連携を構築していくことができればと思っています。
MS
最近、在宅医療を紹介するパンプレットがいくつかでていますが、私は尼崎の桜井先生が作られた「おかえりなさい」プロジェクトの冊子『あなたの家にかえろう』が一番好きです。
私はその表紙に書かれている言葉をとても気に入っていますので、ここでご紹介します。
あなたもわたしも
仕事が終われば家へ帰る。
それと同じように
人生という仕事が終わる時は
家に帰ろう。
家で看取るということは決して在宅医療の目的ではありません。
しかし、「在宅看取り」というものは「在宅医療」のとても大切な要素の一つであると私は思います。
人間は一回しか死ぬことができませんので、『どこで死ぬのか』ということは、その人の人生にとってやはり大事なことなのではないか、とも思っています。
老いても、がんになっても
過ごしたい場所で
過ごせる地域を作っていく
これから、そのお手伝いができれば、と考えています。
MS
平成18年に「がん対策基本法」が策定されました。
がん対策基本法に基づくがん対策推進基本計画では、「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得する」ことが求められており、厚生労働省の開催指針に沿った『緩和ケア研修会』が全国各地で開催されています。
この緩和ケア研修会は基本的には医師向けの研修会で、通称『PEACE研修会』と呼ばれており、当クリニックの医師2名共にすでに研修を終了しております。
また、緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会を修了したPEACE指導者も当クリニックには在籍しておりますが、指導者になると継続的に学習することができるというメリットもあります。
最近は、この『PEACE研修会』のファシリテーター(お手伝い役)や講師という立場で研修会に参加させていただく機会を得ることが多くなってきました。
今一度基本に立ち返って緩和ケアの講義を拝聴したり、参加者の方々とたくさんのロールプレイに参加することで、また新たな気づき・学びを得ることがたくさんあり、日常臨床にも大変役に立っています。
私が講師を務めるセッションではできるだけ『在宅緩和ケア』というものを、少しでも多くの医師・医療従事者に知っていただければ、ということを念頭に置きながら退院前カンファレンスのデモンストレーションや実際の訪問診療のビデオ上映などを行っています。
これからも、「地域での在宅緩和ケア」というものを一人でも多くの医療従事者に知っていただくために地道に活動していこうと思っています。
MS